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保険会社のソルベンシーマージン比率とは

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2018年9月2日

保険会社のソルベンシーマージン比率とは

加入する保険会社を探している際に、「ソルベンシーマージン比率」という言葉を目にしたことがある方も多いかもしれません。
ソルベンシーマージン比率は保険選びの際の判断基準のひとつとして役に立つものです。
ここでは、保険選びの際の基準になるソルベンシーマージン比率とは何なのか、その概要についてご紹介します。

ソルベンシーマージン比率とは

ソルベンシーマージン比率とは、保険会社が持つ支払い余力を示す数値のことです。
保険会社の財務健全性を示したもので、何かリスクが生じた際に、その保険会社が保険金や返戻金などを払っていけるかどうかを示しています。
ソルベンシーマージン比率が高ければ高いほど、支払い余力が高く、財務が健全であるということです。

保険に加入するのであれば、最も避けたいのが加入先の保険会社の経営が悪化し、もらえるはずの保険金や返戻金がもらえなくなることでしょう。
ソルベンシーマージン比率が高い保険会社に加入することで、万が一の場合にもしっかり保険金などの支払いを受けることできるなど安心が高まります。
そのため、ソルベンシーマージン比率は保険会社を選ぶ際の判断基準にすることができるのです。

どのくらいのソルベンシーマージン比率が安全?

ソルベンシーマージン比率は各保険会社が発表していますので、ネットで保険会社の名前とソルベンシーマージン比率という言葉で検索をかければその数値を確認することができます。
ソルベンシーマージン比率のボーダーラインは、200%であると言われています。
200%を下回る保険会社は財務状況が良くなく経営の改善命令といった行政指導が入るような状況です。
万が一の場合に保険金を支払ってもらえない危険性があるので加入は避けた方がいいでしょう。

ただ、200%を下回る保険会社はまれであり、ほとんどの保険会社のソルベンシーマージン比率は600%以上となっています。
そのため、600%を上回っているかどうかを判断基準にすることが現実的であると言えるでしょう。

ソルベンシーマージン比率は判断基準の一要素に過ぎない!

ソルベンシーマージン比率が高い方が安心だと言って、ソルベンシーマージン比率にだけ注目して保険会社選びをしてはいけません。
保険は各会社さまざまなサービスを提供しており、ソルベンシーマージン比率だけでは計り知れない部分が多くあります。

また、ソルベンシーマージン比率があまりにも高い保険会社は、「支払う保険金を低くしているだけ」という可能性もあり、そもそも保険としての価値が低いこともありえます。
ソルベンシーマージン比率は保険選びの判断基準の一要素に過ぎないということをしっかり念頭に置き、支払う保険料や支払われる保険金などと比較しながら加入する保険会社を選ぶようにしてください。

ソルベンシーマージン比率は判断基準の一要素に過ぎない!

保険会社の支払い余力を示したソルベンシーマージン比率は確かに保険会社選びの判断基準のひとつです。
あまりにも低い会社は当然避けた方がいいですが、だからと言って、極端に高い会社も考え物です。
保険会社選びの際の判断基準のひとつ程度として捉え、自分の希望に見合った保険会社選びをしていってくださいね。

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